退職代行モームリを使って無事に退職を成功させた脱サラリーマと申します。
「退職したいけど自分では言い出せない」「職場の雰囲気が怖くて言いにくい」といった悩みを抱える人にとって、退職代行は心強い味方です。
自分の代わりに退職の意向を伝えてくれるため、精神的な負担を軽減できるのは大きなメリットといえるでしょう。
しかし一方で、退職代行にはデメリットも存在します。
利用することで人間関係が途切れてしまったり、転職活動に影響が出る可能性があったりと、知らずに使うと後悔することもあるでしょう。
この記事では、退職代行を利用することで起こり得るデメリットを紹介します。
「本当に退職代行を利用してもいいのかな？」と迷っている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
簡単に辞められるという意識がついてしまう
退職代行を利用すると、自分で上司に退職を切り出さなくても辞められるという「手軽さ」を実感します。
もちろん、その瞬間は大きなストレスから解放され、精神的にも救われる手段です。
しかし一方で、「辞めたいときは代行を使えばいいや」という意識が根付いてしまうと、仕事の辛さに直面したときに、まず逃げる選択肢が頭をよぎるようになってしまう可能性もあります。
これは、キャリア形成や自己成長の面でマイナスに働く恐れもあるため、一度立ち止まって「なぜ退職したいのか」を自分自身と向き合うことも大切です。
私はまだ1度だけの利用ですが、逃げ癖がつかないようになるべくは自分の口で退職を伝えるように心がけています。
同じ業界での転職で不利に働く可能性がある
退職代行の利用は自分から言わない限り他人に知られることはまずありませんが、同じ業界での転職や、前職の会社と取引のある企業に転職する場合には注意が必要です。
前職の関係者が新しい職場にいる場合、退職の経緯が噂や人づてで伝わるリスクもゼロではありません。
退職代行を利用して辞めたという事実は、良い印象は持たれないため、採用に影響が出るケースもあります。
同じ業界で転職を考えている場合は、退職代行を使うリスクとメリットを慎重に見極める必要があります。
SEなどの現場派遣系の職種だと、転職しても同じ現場に派遣されるなんてことがあったりするため、注意が必要です。
辞めた会社との人間関係はすべて切れてしまう
退職代行を利用すると、引き継ぎや挨拶をすることなく辞めることになります。
そのため、多少なりとも迷惑をかけてしまうため、会社の人たちとの関係は実質的にすべて断ち切られることになります。
もちろん、すでに関係が壊れているような職場であれば問題ありませんが、少しでも人間関係を大事にしたいという気持ちがあるなら、事前にその覚悟をしておく必要があるでしょう。
私は、仲の良かった一人を除いて、連絡することはなくなりました。もし正直に言い出せる関係の人がいれば、自分から連絡してみてもいいかもしれません。
退職日が希望通りにならない可能性がある
退職代行を利用する場合、即日退職を望む人が多いですが、法律上、労働者は退職の意思を伝えてから「2週間」で退職が成立します。
退職代行を通じて「今日辞めたい」と伝えても、形式上は退職日が2週間後とされ、その間の出勤は有給や欠勤として調整されることが一般的です。
基本的には退職日は指定させてもらえることが多いですが、形式通り2週間後が退職日になる可能性もあることは視野に入れておきましょう。
私は有給残日数を考慮して、退職連絡から10日後が退職日となりました。
転職活動で説明に困る可能性がある
転職活動の面接では、前職を辞めた理由はほぼ確実に聞かれます。
そのときに、退職代行を利用したことを隠すのは問題はありませんが、空白期間がある場合はその期間何をしていたかの説明を考えておく必要はあるでしょう。
退職理由も、なるべくポジティブな説明ができるよう、事前に準備しておくことが大切です。
私は副業をそのまま継続していたため、自分一人で稼ぐ挑戦と経験をしていたという説明をしています。
費用がかかる
退職代行サービスの利用には、一般的に2万円前後の費用がかかります。
弁護士に依頼する場合は5万円〜10万円程度と高額になることもあります。
転職先がすでに決まっていれば問題ありませんが、収入の見通しが立っていない状態での出費は、心理的にも経済的にも負担になるでしょう。
費用に見合う価値があると判断できるかどうか、自分の状況と照らし合わせて慎重に検討する必要があります。
私が利用した「退職代行モームリ」は22,000円だけで、追加費用もありませんでした。
メリットは退職のストレスを軽減できるところ
ここまで色々とデメリットを紹介しましたが、逆に退職代行のメリットは、何といっても退職のストレスから解放されることです。
ブラック企業で退職を妨害されたり、上司に怒鳴られるような環境だったり、自分で「辞めたい」と伝えることが大きなプレッシャーになる場合には、退職代行は救いとなります。
辞める際の根性論や義務感に縛られる必要はなく、自分の心と体を守る選択肢として、堂々と利用していいのです。
「仲が良いから言いづらい」という理由でも、心がつらいなら十分な理由になります。
私は、職場の人間関係はよかったものの、仕事内容や会社の方向性が合わず、仲がいい分伝えづらかったために退職代行を利用しました。
退職代行にはデメリットもあるため、慎重に見極める必要がある
退職代行はなかなか辞められないと悩んでいる人の救いになる反面、いくつかのデメリットも存在します。
大切なのは、自分の状況や気持ちに向き合い、メリットとデメリットを天秤にかけて判断することです。
今のままでは限界だと感じているなら、退職代行は有効な手段です。
迷っている方は、まず無料相談で話を聞いてみるだけでも、一歩踏み出すきっかけになるかもしれません。
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